スーパー戦隊はなぜ一年なのですか?
スーパー戦隊に限らず、アニメでも
子供への玩具販促を目的とした物は基本的に
一年間の放送で計画されます。
というのはこの一年の間に子供たちには
「クリスマス」や「誕生日」など
玩具の売り上げに重大な影響を持つイベントがある為、
一年より短い期間で計画は出来ないのです。
ただし、あまりにも視聴率や売り上げが低く、
クリスマス商戦まで持たないだろと、
スポンサーが判断した場合は、
2クールや3クールで打ち切られる事もあります。
(スーパー戦隊ではジャッカー、アニメではそれこそ星の数ほど・・)
現在のスーパー戦隊は年によって変動はありますが、
一応売り上げや視聴率は安定した数字を叩きだしているので、
一年の放映が守られているわけです。
テレビドラマだと1クール
大河ドラマ、テレビアニメ、特撮は、基本的に一年ですからね。
それにゴレンジャーの視聴率20%ぐらいあったらしいですからね。いまのは、さほど視聴率もいいわけじゃないし、いまの時間になってからの最高視聴率は、ガオレンジャーの11%らしいし、そういうこともあるんでしょうね。
逆に、昔は人気さえあれば2年間放送することもありました。実際、戦隊シリーズ第一作「ゴレンジャー」や、初代「仮面ライダー」などは2年近く放送されています。
しかし、近年ではこういった「キャラクター玩具を主力商品とする番組が、一年を大幅に超えて継続する」ということはほぼありません。どんなに人気があっても、一年間の誕生日やクリスマス等の節目で子供がキャラクター玩具をそろえてしまえば、2年目の売上減少が防げないからです。
上記の番組でも、1年近く放送した時点で、ヒーローやメカのデザインを少し変更しています(特にゴレンジャーは、新メカがどんどん登場し、ポピニカのラインナップが事実上変わっています)。
また、毎年子供は誕生するので、そろそろテレビヒーローに興味を持ち始めた子供がそれ以前の世界観を知らなくてもついていけるように、毎年新番組にしている面もあります。
昔はジャンル問わず、ドラマは1年(4クール)が基本でした。
最近は3ヶ月(1クール)が多いですが、特撮(スーパー戦隊を含む)と大河ドラマだけは1年が基本となっています。
1クール番組が増えたのは、視聴率が悪いときには損害を抑えられ、良い時には第2シーズンをやればいい、という計算のため。
しかしスーパー戦隊がその風潮に同調しないのは有難いことです。
スポンサーが1年周期で新製品を作り、番組を観る子供達や大きなお友達へ売りつけたいからです。
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