スーパー戦隊シリーズで、ゴレンジャーとジャッカーを、「似てるけど別の物」と考えているのは、私だけではないはず。
戦隊第一昨目は、バトルフィーバーJのはず。
ターボレンジャーの第一話で、ターボピンクが言ってましたもの。
私は、ターボピンクを信じる。
スーパー戦隊好きの息子(五歳)は、スペードエースが好きらしいです。
ターボレンジャー放映時('89年)の時点では、「スーパー戦隊」とされていたのは、初の「八手三郎」名義の作品である「バトルフィーバーJ」からになっており、「石ノ森章太郎原作」の「ゴレンジャー」と「ジャッカー」は別シリーズとされていたのです。元々「バトルフィーバー」は「ゴレンジャー」と同シリーズとして企画されたものではなく、東映版「スパイダーマン」の後番組として企画されたものでしたしね。
しかし'90年代初頭あたり(この頃は「ターボレンジャー」や「ファイブマン」のあたり)で戦隊シリーズはマンネリ続きで消滅危機に陥った為、その打開策の一つとして、戦隊の初代をマイナーな扱いの「バトルフィーバー」でなく、広い世代に認知されている「ゴレンジャー」にすることにしたのです。その流れから「~マン」という表記より「~レンジャー」という表記が戦隊の主流になったのです。世間的に正式に「ゴレンジャー」が戦隊初代とされたのは、'95年の「オーレンジャー」の頃です。
ゴレンジャーとジャッカー電撃隊は全く別物ですよ。ゴレンジャーは人間がスーツを着る設定、ジャッカーはサイボーグです。どちらもカッコイイですけどね。ゴレンジャーはギャグの要素が随所にありましたが、ジャッカーはハードボイルド路線を貫き通しました。ゴレンジャーは最後まで大人気でしたが、ジャッカーはハードボイルド路線が子供達に受け入れられず、ビッグ1の登場などテコ入れしても人気は復活しませんでした。
バトルフィーバーからロボットが出てきて現在の戦隊ヒーローの基礎を造ったと言えるでしょうね。
その昔、東映から出されていたビデオでは、戦隊ならゴレンジャーから、スーパー戦隊ならバトルフィーバーJからと分けていました(巨大ロボの有無によるものといわれる)。
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊のED主題歌『燃えろ!スーパー戦隊魂!!』で、歴史の始まりと歌われているのがゴレンジャーなので、それ以前に路線変更があったものとされます。
0 件のコメント:
コメントを投稿