スーパー戦隊の激走戦隊カーレンジャーは、ファイブマンの持つ、最低視聴率を更新したと聞きますが、カーレンジャーのなにがいけなかったのですか?
個人的には、巨大ロボの登場の仕方も唐突ではなくピンチを自重した作品でもあり、この時期は、RVブームということを意識し、ロボもカンガルーバンパーをむき出しにした作りや、カーナビが普及した時期にカーナビを武器にするなど時代背景や作風もよく一致して、カーレンジャーのお陰で車が好きになった作品なのに、評価が何で低いんですか?
一番は前作の影響ですね。
例えば、『ファイブマン』→『ジェットマン』の時も同様で、作品が変わったからいきなり評判がよくなるというものではありません。
視聴率も落ちるところまで落ちてしまって、『メガレンジャー』で時間帯変更して、数年かけてようやく上昇傾向になったくらいです。
あのままもし金曜の夕方で続けていたら、平均視聴率は悪いまま、多分シリーズは打ち切られたでしょう。
それと、『カーレンジャー』の場合はシュールなギャグが多すぎて、それが子供に伝わりにくかったと言われています。
『シャンゼリオン』もそうだけど、変にギャグに走りすぎて、三枚目なイメージのヒーローになってしまって子供にウケなかったり。
そうかと思えば、『ビーファイターカブト』のような正統派ヒーローもウケがイマイチだったり。
アニメだと、『ダグオン』や『ガンダムX』が放送されてた頃ですが、これらも人気は伸び悩みました。
1996年のアニメや特撮はいずれも前年に比べ伸び悩み、商業的には苦戦した時期と思われます。
1996年は、16年振りにテレビのウルトラシリーズの完全新作であるウルトラマンティガが発表されたことも関係してるのではないでしょうか?実際にバンダイのウルトラマン関連の玩具売上も146億円と、他の児童向け玩具の売り上げの中で秀でた成績でしたし。僕の記憶でも、マスコミでの露出度もティガの方が高かったような気がします。
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