2012年5月4日金曜日

スーパー戦隊の巨大ロボは高さと重さと馬力の設定がありますが、この設定も仮面ラ...

スーパー戦隊の巨大ロボは高さと重さと馬力の設定がありますが、この設定も仮面ライダーのパンチ力やキック力の数値などのようにあてにならないんでしょうか?







スーパー戦隊の設定は、あくまでテレビシリーズ内に限って有効ですが、他のシリーズや劇場版等では無意味です。

そもそも1号ロボの全高はそれぞれ高さがかなり違うのに、合同作品に出る時はあくまで着ぐるみベースで並ぶので、登場すればほぼ同じ高さになってしまい、既にこの時点で滅茶苦茶です。

実際45mのゴーカイオーより大きい47mのダイボウケンの方が頭一つ小さかったのでこれだけ見ても設定が違ってきます。



またVSシリーズ等で前作の戦隊ロボが最終形態の最強ロボなのに対し、新作の方は1号2号ロボの共闘や最初のスーパー合体等しか出ないで、前作の最強ロボと同じ強さかか、あるいは新作の方が強くなるように描写されていますので、とても設定重視とは言えません。



それに馬力や○○パワーなどの数値を幾ら示されても、実際の戦闘では敵の能力や状況によって、戦隊ロボの武器が敵に対しどの程度有効かも違いますので、力の強さや規模が判った所でヒーローの勝利とは何ら立証されてはいません。



例えば、100万馬力の1号ロボが倒せなかった巨大怪物を、80万馬力の2号ロボでも倒せるなんて事はよくあることなので、基準はあくまで倒した怪物の強さや、登場者の能力とか戦闘の方法がモノを言いますね。



誰も操縦しない状態で比べる分には設定の数値も良いでしょうが、実際の戦闘では数値なんて所詮目安に過ぎず、人が操縦して戦う戦隊ロボの戦闘では、パワーが強い方が必ず勝てるなんて事は、ほとんどありませんから。



車でもそうですが、運転手の能力を考えずに最高速度だけでレースに勝てるなら、誰も苦労はしませんからね。



戦闘の事なんて知らない小さな子供なら設定を見て楽しむのも結構ですが、本当の戦いを知ってる人は数値に捉われて本質(戦う人の能力が重要)を見失う様な事はしないと思います。








例えばデンジマンのダイデンジンは身長65m、体重50,000t、出力が500万hp/t。

ボウケンジャーのダイボウケンが身長47m、体重3000t、出力が1200万hp/t。

つまりダイデンジンが身長で約1.4倍、自重が16.6倍、出力は半分以下です。

この「差」が劇中で判別出来るシーン=同じ対戦相手の様な「比較対象物」や「リアルな物理描写」は皆無です。

例えば出力が10のロボと、同じく10の敵が戦っているシーンと、出力100同士が戦っているシーンは差がない、ということです。

VSシリーズでは

身長78.5m、体重8500t、最大出力2500万hp/tのオーレンジャーロボと、身長55m 、体重7500t、出力2000万hp/tのRVロボが互角にどつき合っていますが、オーレンジャーロボが身長で1.4倍、出力は1.25倍と圧倒しています。

まるっきりスペック設定は活かされておらず、他の作品も同様です。

よって全く反映されていない。といえそうです。







戦隊のVシネマとかで、2大戦隊ロボの共闘になった場合、全長に数十メートルの差があっても、同じ高さに揃えられることは、よくあります。

多分、あてになっていないでしょう。

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