スーパー戦隊シリーズで軍事組織に属する正統派戦隊が、オーレンジャー以来なくなってしまったのは何故ですか?
ついていけないではないでしょうか。なぜなら問題はまず俳優さんたちの年齢です。ここ最近選ばれているのはまだ現役高校生や高校卒業したばかりの人が多く、乗り物関係(車:主にジープ、モーターボートなど)の免許なんてほとんど持っているわけ無いです。原付でさえ現役高校でも校則で習得してはいけないと厳しく決められている所がほとんどですから。
次に視聴者はどう見ているかについてです。今の若手俳優は顔が命だし、軍人組織は日々訓練やら特訓で汗水流したり血や泥水で汚れたりするシーンは今の子供や若い奥様達は望まないと思います。「せっかくのきれいな顔に傷つけたり汚したりするなんてひどい」という感じで苦情の感想はがきや電話が来ると思います。今の若手戦士(俳優)は可憐で優雅なパフォーマンスで悪を倒すというのが売りにしているのです。
最後に軍人なんて世の中に必要ないと思います。これは単純に軍人なんているから戦争がいつまで経っても終わらないということです。
以上のことからまとめると
1:今の若手俳優は乗り物に乗れないと制作側に乗り物を用意する予算が無い。
2:きれいな顔を売りとしているので傷をつけたり、汚したりしてはいけない。(ある意味プレミア人形を長く良い状態に保ちたいのと同じ扱い)
3:軍人=戦争は世の中に悪いイメージを与えてしまう。
本当は私もこういう軍人組織や科学組織は良いと思いますが、今の若手俳優に体がついていけても世間の人がいけないと否定している以上は制作側に覚悟が無いと作れないと思います。
ココ最近はファンタジー系の方がウケが良いからではないでしょうか?
軍となるとどうしてもSF系になりがちなのでファンタジー系とは相性が悪いです、
ここ10年くらいで純粋なSF系戦隊はデカレンジャーくらいですから。
東映もバンダイも市場調査は徹底的に行いそれを元に作っています。
軍が出てこないもの市場調査の結果軍組織を登場させる戦隊を作りにくいのでしょう。
とりわけロボ関係はSF系であるビークルよりもファンタジー系である生物の方がウケが良いので必然的にSF系をやらないのでしょう。
事実、前述のデカレンジャーは番組の評判こそ良かったものの、玩具の売り上げはイマイチでした。
玩具とのタイアップ番組は「玩具の売り上げ=支給される制作費」である為、玩具の売り上げ関連は番組制作にも盛況を及ぼします。
ウケないor売れないという事が分かりきっているモノを作ろうとなんてしませんよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿