どうして、スーパー戦隊では。
シリーズ放送開始から今まで、
映画やVシネマシリーズを連続でやらなかったのでしょうか?
アニメだったら、
シリーズや話数が多かったら
映画をやるパターンが多いのに・・・。
あなたの考えを教えてください。
まず、スーパー戦隊の祖である「秘密戦隊ゴレンジャー」の開始は1975年です。この時代、Vシネマはおろか、家庭用ビデオデッキすらない時代です。Vシネマのシリーズなんて発想すらあるはずもなく、TV番組はまさに「一期一会」だったのです。この数年後に、ようやく家庭用ビデオデッキが出回り始めますが、まだしばらくの間は「一部のブルジョアの持ち物」に過ぎませんでした。
'80年代に入り、やっと「ビデオソフト」なる物が登場します。この頃になると、ビデオデッキも一般に広まってきて、'80年代半ば頃には「レンタルビデオ店」も登場。年々市場は拡大し、映画は映画館で観るより、お手軽なレンタルで…という感覚になって来ます。そこで登場したのがVシネマです。しかし、当たり前ですが、最初は手探り状態。様々なジャンルが出て来ては消えて行きました。ですから、戦隊のVシネマ第1作「オーレVSカクレンジャー」が発売された1995年は、市場が充分に熟した時期だったと言えます。
劇場版の方ですが、TVの再編集版も含めれば、'87年の「光戦隊マスクマン」まで、途切れなく作られていますよ。ちょうど'80年代末から'90年代初頭にかけて、戦隊が商業的に低迷した時期があり、この辺から途切れ途切れになって来ました。
やはり、短編とは言っても、劇場作品ですから、それなりの予算はかかります。そして、それなりの興行収益が見込めないと話になりません。まあ、それにしては話題作だった「ジェットマン」の劇場版が作られてないんですがね。時期的にはバブルが弾けた頃ですから、それも関係しているかもしれません。また、少年ジャンプ作品のアニメが攻勢を極めていた時期でもあり、東映まんがまつりが廃止され、東映アニメフェアになってしまった事も、理由の一つとしてあるでしょう。
その後、'93年開始の「東映スーパーヒーローフェア」枠で戦隊劇場版が復活したものの、わずか3年で東映スーパーヒーローフェアは終わり、以後「ガオレンジャー」まで、劇場版は再び途切れる事になります。収益があれば継続するはずですから、やはりこの時期は低迷していたと見るべきでしょう。
劇場版をやれば、必ず儲かるとは限らない訳です。
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