スーパー戦隊の各作品の敵は役者が同じというのがありました。
曽我町子はデンジマン・サンバルカンにヘドリアン女王として出演しジュウレンジャーでも魔女バンドーラの役でした。
中田譲治もフラッシュマンでサー・カウラー、ライブマンで大教授ビアスを演じました。その他にレー・ワンダ、ドクターケンプ、トランザも同じ役者でした。また、声優に関しても首領からゲスト怪人まで演じられた方も大勢います。
これらの理由は何ですか?
悪役側は二度目以降のオファーも受けるが、戦隊メンバー側は受けにくいというのがあると思います。
戦隊メンバーで複数登板しているのはスタントチーム出身というアドバンテージがあったからこそで、
今の新人を主体に起用する体制では常に若手を求められるので再当番のオファーが行かないが普通です。
それでもやっぱりいい役者なら使いたいので、ゲストなり悪役側だったり6番目の戦士として出演を願うことはありますが、今のシステムでは初期メンバーを二度以上演じるのはちょっとムリでしょう。続けて出演すれば、なぜ同じ人?と視聴者から質問がくるでしょうし、間をあければ役者が歳をとってやはり戦隊メンバーとしてはイメージが合わなくなります。
別に悪役側が何役も演じるのが普通(でなきゃ、悪役商会なんていう団体ができるわけないですよね)なのですが、戦隊メンバー側の再出演のなさに目立つだけです。
極論すると1作品に5人(乱暴に数字を一定、簡略化というこっちの事情を汲んでください)と計算して40周年ですから200人も違う役者を使うのは意外と難しい
特殊なジャンルなので撮影のノウハウを知っている、理解のある人を使いたい
インパクトのある人は、何度でも使う価値がある
ってところでしょうか。
他に例を挙げると、岡本美登さんの場合は、スーツアクターでした。チェンジマンのブーバ、マスクマンのオヨブーの様に目だけが出るマスクでのレギュラーでしたが、それ故に顔のアップで眼に感情をこめる演技がうまく、ついにライブマンのアシュラでレギュラーをはっています。
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